ゆめの里が大切にしていること

福祉介護の仕事を
こころざすみなさんへ

高齢化社会になってますます私たちのような福祉介護の仕事の重要性が増してきました。マスコミも様々な形で取り上げていますし、施設や送迎車なども日常的に目にするのですが、全ての人にとって身近な職業かといえば必ずしもそうではありません。ご利用者様やそのご家族以外の方にとっては直接的に関係しない分、誤解も多いのではないかと思います。

福祉介護は当たり前ですが「人」を相手にする仕事です。対象となる方の全てがサポートを必要とする、社会的に見れば弱者なのですが、そういった方々と仕事として毎日接するということはどういう事なのでしょうか。

人が人として成長するとはその人の体力や知識や技能をのばすことではなく「人の心をよりわかるようになること」だと言われます。福祉介護の現場でご利用者の皆さまとの関係は、ほぼ毎日で、しかも終わりがありません。
介護福祉は生活そのものでありそこに常に寄り添うことに他ならないのです。心を通じ合うことを学ぶ仕事と言えるかもしれません。
それには自分自身も心身ともに健康で、自立し、仕事のONとOFFのメリハリをしっかりつけ、活き活きとしていなければなりません。その上で、奉仕ではなく、心を通じ合い、お互いに人として成長してほしいと思います。
介護福祉の仕事とは、そういう仕事ではないでしょうか。

ゆめの里で働きませんか

中信地域に点在するいくつもの施設で、多岐にわたる介護福祉サービスを展開するゆめの里は、働く場として変化に富んでいます。一つの仕事に就いたらずっとそれをやり続けるしかない、といった固定された業務分担ではなく、本人の意向と相談しながら別の施設や別の業務に就くことが可能です。そういった中からスタッフそれぞれが新しい気付きや新しいスキル、あるいは働くモチベーションを生み出していける組織運営をしています。
また、女性の多い(といっても最近は男性も増えていますが)職場ですので、できるだけ家庭や子育てと両立できる体制をとっています。これは制度の問題だけでなく、困った時に職員同士サポートしあえる関係づくりも大切な側面です。子育て中に様々なサポートをしてもらった先輩の恩を、子育てが終わったら今度は後輩に返していくといった、世代を超えたサポートができるようになってきたのは、ゆめの里の自慢の一つかもしれません。

JAグループの
一員であることの意味

ゆめの里はJA松本ハイランドによって設立された介護福祉サービス施設です。JAが母体であることによる経営の安定は、ご利用者様へのサービスの安定につながるだけではなく、ここで働くスタッフにとっても安心につながる大きな要素となっています。
また、JAはもともと地域密着を理念としてきた組織です。地域の皆さまの介護福祉サービスを行うにあたっては、この理念が私たちのすべての行動の規範となっており、それはゆめの里に働く私たち全員と地域の皆さまの信頼関係のバックボーンにもなっています。